2度の流産 自然妊娠 体が疲れやすの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
30代 女性
今まで流産を2回繰り返しており、体質を変えて赤ちゃんを出産したいと来店されました。
妊娠はするが6週目で流産、2回目も妊娠したが8週目で流産されて辛い日々を過ごされておりました。
体が疲れやすく、すぐに眩暈、ふらつきが起きやすいようです。
食事はとれているが食後直ぐに眠くなるそうです。
イライラしやすくなったり、不安になりやすいそうです。
生理の色は黒い色で塊も多いようです。
中国医学的に『気血両虚』、『肝鬱血瘀』の状態と考えられます。
その為、体力や血液を補っていく漢方、気の巡りを良くしてストレスを晴らしていく漢方、血流を良くしていく漢方などをお渡ししました。
1ヶ月ほどして体の疲れがとれてきて、ふらつくことが減ってこられました。
3ヶ月ほどして眩暈も起こらなくなり、生理の色も赤い色になって塊もなくなってこられました
5ヶ月ほどして赤ちゃんが授かりましたという報告を受けました。
ただ、今までの事がある為、安定期になるまで体調管理を助けていく物に切り替えて飲んでいただいておりました。
そして、先日無事に出産できることができましたという報告を受けました。
破水が起きてしまったため、帝王切開での出産になりましたが、母子共に健康で元気にされておられるようです。
とてもうれしく思います。
中国医学の考え方は不育症の場合、体力や血液が不足しすぎている傾向が大いに考えられます。
妊娠はするが妊娠の維持ができにくい場合は体力や血液をシッカリ補っていく物が必要です。
また、血流が悪いと胎盤の周りに血栓ができてしまうため、赤ちゃんに栄養が行きにくくなり、赤ちゃんが育たなくなるケースもあります。
一人ひとり体質や自覚症状が違うため、必要となる漢方も違ってきます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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